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こころのむくままきのむくままにげーむして遊ぶ日々
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1980/07/24
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MMOを発明したひとは天才だと思う。
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さいきん、なにか問題を解こうとしたときにどっちの思考方法を好むのかで、ひとは二通りに分けられるのねー、、、と思うようになりました。


ひとつめは、トップダウンを好むひと。

トップダウンとは、文字通りトップ(頂上)からダウン(下って)していくタイプの思考方法。

  上から下へー。

このタイプの思考方式を好むひとは、ナニか問題に取り組もうとしたときには、まず抽象的な概念とゆーか概要とゆーか、"目的"とか"方向性"とかとかみたいなコトを第一に考えようとします。


そしてふたつめは、ボトムアップを好むひと。

ボトムアップとは、末端というか現場的なお話から、アップ(上って)していくタイプの思考方法。

  下から上へー。

このタイプの思考方式を好むひとは、ナニか問題に取り組もうとしたときには、まず具体的な内容というか実現方法とゆーか、"手段"とか"何が必要なのか"とかとかみたいなコトを第一に考えようとします。


さて、ここでもんだいなのが、この二つのタイプにはそれぞれ長所と短所があるところ。


トップダウンたいぷのひとはたいてーの場合、大風呂敷が好きとゆーか、夢があるとゆーか、とにかく人をひきつけ、集めるような、そんなふうなことがとっても得意です。

一方、ほぼ必然的に彼が考えることはどこか現実から遊離しているというか甘く見ているところがあって、ボトムアップたいぷのひとからみれば、

 「そんなのうまくいくわけないでしょ?」

みたいな要素を多々ふくんでいます(そして、それはたいてーのばあい、あたってるーw


ボトムアップたいぷのひとはたいてーの場合、現実的な、、、言い換えれば夢も希望もない、現状肯定とゆーかあまり現在の状況から遠くに行かない、人がきいたら「つまらないわん。。」と思うよーな、そんなことがとっても得意、、得意というかそんなかんじです。

手に職志向とゆーか、確実にできることをみにつけていて、それが自信の根拠にもなっているのですが、一方でそのために井の中の蛙というか何事もその範囲でみないところがあって、トップダウンたいぷのひとからみれば、

 「いまはそれでよくてもさきのこともかんがえないとだめでしょ?」

みたいな要素を多々ふくんでいます。。


どちらも一長一短であり、そして、組織にはこのふたつのタイプのひとがともにいないとうまくいきません。


とーぜんのことながらとゆーか、トップダウンたいぷのひとは出世しやすいので、組織の上のほうに行きます。

逆に、ボトムアップたいぷのひとは出世よりも手に職が大事なので、現場にとどまるか、出世しても主任クラス(=現場におけるトップ。軍隊でゆーなら軍曹さん?)までです。


ちなみにこのふたつのタイプは生まれつきのもののようです。


わたしはもともとの資質はまちがいなくボトムアップ(あれこれ実現方法を考えるほーが好きー♪)なのですが、ウルティマオンライン(UO)をしてるころは、トップダウン的なことをあれこれ試していました。

  ギルドをたちあげたり、イベント企画運営したりー。


でも、試せば試すほど、どーも自分はそっちよりも、むしろすでにある材料とゆーか、あらかじめ存在しているモノを元に発展させたり改良したりするほーがたのしーらしー、、、とゆーことに気がつき、そして、お仕事もそちらの方向に自然と結果として転職しちゃいました。

  そんなわたしはいまでは(またしても)管理職っぽいよーなキャリアが用意されつつあって、それが悩みのタネだったりするのですが・・・。

  い、いあ、ぜったいわたし、そっちむいてないとおもうのだけどぉ(><)

  あうう。


トップダウンさんとボトムアップさんは、ふたりだけにしてはなしをさせると、ぜーんぜんはなしがまとまりません。

そこで、その2つのたいぷのひとたちをつなぐ、そんなもうひとつの種類のひとが必要となります。


それをなんとよべばいいのか、ビジネス用語にはソレがないのですが、わたしはそのひとたちのことを「中立派」さんたちと(個人的に)よんでいます。


中立派さんは、トップダウンさんとボトムアップさんどちらからみても、あまり仕事ができません。

抽象的な思考力もない(よーにみえる)ですし、具体的な実現能力もない(よーにみえる)のです。


彼らはたいてーの場合、飲み会がとても得意です。

飲みにいって、場をもりあげるのが上手で、また、いろいろなひとたちともすぐ仲良くなれます。


結果として、彼らは時として大出世するときもあるのですが、たいてーはほどほどの役職に(お情けで、、、とまわりから思われてる場合が多いみたいだけど)つくか、もしくは万年ヒラさんです。


でも彼らはとても人生を楽しんでいるよーにみえますが、一方でとってもたいへんそうでもあります。


トップダウンさんにとってもボトムアップさんにとっても自分の地位をおびやかしそうに思えず、プライベートではたいへんつきあいやすい、、そんな中立派さんたちは、結果としてこのふたつのタイプをつなぐ切り札です。


つまりうまく回っている組織は、この中立派さんたちをうまく運用している、そんな組織となります。


よくビジネス教室でいわれるのが、

 「組織はナンバー2で決まる」

という言葉だったりします。


そこで講師のひとたちは、そのナンバー2のひとに求められる資質をあれこれ並べるのですが、わたしはそれきいてていつも思うです。

 「・・・そんなスーパーマンなひと、この世にいないでしょ(^^;」

と。


ナンバー2に中立派たいぷのひと、つまりは調整役たいぷのひとをおいた組織だけが、うまくいくのだとおもうのだけどにゃー?

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いつものよーにいつものごとく、出社して、席についた、そんなある日のこと。

業務開始のチャイムが鳴ってから30分くらいして、おとなりの島のひとたちがなにやらさわいでる声がきこえてきました。


なにをさわいでるのカナ、と、注意をちょとそちらにむけてみみをそばだててみると、

 Aさん: 「とりあえずBさんが代理でレビューするしかないんじゃないか?」

 Bさん: 「いや、私じゃむりだよ。
       概要的なことは説明できても、技術的なことや詳細的なことになったら、むり」

 Cさん: 「・・・だめですね。
       でないです。
       自宅も携帯ももう10回以上かけてみましたけど」

 Dさん: 「こうなったらだれか直接自宅に行くしかないんじゃないかな」

 Bさん: 「こちらにむかう途中に事故かなにかにあった可能性もあるから、
       まず今日のレビューをなんとか中止した方がいいと思う」

 Aさん: 「遠隔地からきてるおえらいさんたちもいるのに?
       それは難しいでしょう」

・・・といったような会話がわいわいとせわしなくつづいております。


ふみゅー(ナルホド=w=.

つまり、おとなりの島(業務のぐるーぷ、同じ担当者のひとたちの席のかたまりのこと)のだれかが、今日出社してこない、と。

それでもって、そのひとがどーも今日開催予定のだいじな会議かレビューかナニかで、レビューアをするはずであった、と。

さらにさらにレビューイさんたちがそう何度も集められないよーな属性のひとたちである、と。。(はうぅ


そりゃーたいへんよねー(ひとごとw


おはなしをひきつづききいていると、いろいろなことがわかってきまちた。

 注) うちの会社では、他の島のひとたちがなにをしてるのかーってことは、ほっとんどおたがいに知りません。

    そーゆーものなのデスヾ('- '*)


1. どーも、とーとつに出社してこなかった子は、社員の子じゃなくて、派遣の子 or 協力会社の子 らしー。

2. その子は今回のプロジェクトで最重要なところを担当していたらしー(えええ!?

3. にもかかわらず、その子「しか」レビューをできるほど内容を知らないらしー(おひ。。

4. ひっじょーに内容が高度で難題で、難易度が高く、しかも量が膨大らっしー。


・・・そりわわたし、むしろ( とゆーかものすごーく ) その子に同情するじょ。。


そういえばー。

おとなりの島のひとたちって、みんな夜7時までにはほとんど帰っちゃっててー。

ひとりかふたりだけ、その子とのこって、おしごとしてたよね(交代で。


それでもって、すっごいイライランな口調(=わたしがきいててちょっとむかむかするよーなってことね)で、

 「それじゃだめだよ」

 「細かいミスが多すぎ」

 「こことここ、あとここもなおして」

みたいなこと言って、あとはお電話対応するかナニか社内書類つくるか、そんなことしてたよね??


・・・それって、アレなんじゃないの?

専門用語でゆーところの、、、

 「バックレー」

をされたんじゃないのかなぁ(くすくす


ちがうかなー?

わたしはそうおもうけ・ど・な♪(きゃっきゃ

・・・どうじょーしないわよ、ちょっとみててひどかたから。。



さあ、どうする、おとなりの島のひとたち!!!!

  バックレーについて知りたい、、、そんなアナタは、「バックレー」の5文字をぐぐってみましょ (∂ ∂)

  派遣社員してたご経験のあるひとならだれでも(?)しってる5文字ですわん。


つ・づ・く♪

いちおー情報システムにたずさわるおしごとをしているので、 『日経SYSTEMS』 をよんでみたり、 『@IT』 をみてみたり、 『ITPro』 をみてみたり、などなどしております。

また、会社のおつきあいで、JAVAのセミナーとか、新技術の発表会とか、あれこれにもでることがあります。


そうしてるとどうしてもかんじてしまうのが、

 「日本の情報システムはもうだめかもしんにゃい」

というかなり悲観的というかアンニュイな気持ちです。


さまざまな技術、言語、環境、その他の複雑な要因が絡み合って成立し構築される現在の情報システムは、どんなプロフェッショナルを集めても、どうしても想定外の事象が発生せざるを得ません。

ビジネス要件の移り変わるスピードがおそろしく早くなってしまったので、もはや数ヶ月以上の長期に渡るシステム開発期間をもつプロジェクトはスタートとゴールで(システムを知っている人間にとっては)致命的とも思える要件変更もほぼ必ず複数発生しています。


このような状況に対応するための答えとして、世界の情報システム従事者達が出した答え(あるいは出そうとしている答え)が、

 ・アジャイル型開発

 ・ライトウエイト言語

 ・オープンソース環境

などなどであったりするのかと思います。


ハードウェアの開発、あるいは、汎用機のように条件がごく限定された開発を想定した開発スタイルであるウォーターフォール型開発は、いきなり最初に完成された答えを要求してきます。

あるいは、一度決めたことを変えることへの摩擦がとても大きくなります。

それは旧態依然としたビジネスのやり方(担当がつくって、課長がOKして、部長がOKして、その上の人たちがOKして、そこまでいったらもうなにがなんで もやりとげないとこまるよキミィ、とゆーアレね)にとっては、たいへん都合がよい方式なのですが、現在の状況にそぐわないことすごいものがあります。


アジャイルなスタイルとは、

 「最初から完成系など求められる訳がない」

という一言に集約されるとわたしは(個人的に)思っています。


でもこれって、はじめに予算をきめなきゃいけないとゆービジネスの世界のおやくそくごととは、まっこうから対立しちゃうおはなしなんですよねー・・・。


ほんとうは、その答えももうアジャイルってゆー概念には用意されていて、それは、

 「最重要なところからつくりはじめる」

ってことと、

 「ソースコードそのものをドキュメントとする」

の2点かと思っています。


つまり、何回もつくりなおしているうちに予算がつきちゃって、つくりたかったはずのものが中途半端にしかできませんでしたーということをふせぐために、優先順位をしっかりきめましょうということですよね。

それで絶対に必要な骨組みだけはユーザーの要求要件を120%満たす内容で完成させておいて、あとは予算のゆるすかぎり追加していく、、、という考え方。


そして、従来の考え方だとやったらとこれでもかーとつくりまくっちゃうドキュメント群の数々。

  つくればいいってものじゃないとおもうずら。。

むかしはたしかにしっかりかっちりと設計書をまとめてからじゃないとシステムがつくれなかったからしょーがないのですけど、いまはすごくカンタンにプログラムなんてなおせます。

だからドキュメントづくりに工数を費やすのではなく、プログラムそのものをあれこれみんなでつくっていって、その最終完成形から最後に必要最小限のドキュメントをつくりましょう、、、という考え方。

  汎用機とかそのさらにまえの時代だと、うちこんだプログラムの計算結果が返ってくるまでとんでもなくお時間がかかる・・・とか、そんな時代があったのだそーな。

  なので昔気質のひとたちほど、ドキュメントにこだわるし、プログラムをつくるまえにしっかりした完成された設計を行うことにこだわるのだそうなのでっす。

  いまはあれこれ検討してるより、ぱぱっとつくっちゃって、実際にうごかしちゃたほーがはやいのにねー? (∂ ∂)


そんな考え方をいちはやくとりいれた海外の諸企業、そして、外資系の企業さんたちのつくってくるパッケージや情報システムはどれもユーザーの使い勝手を本当に考えた要求仕様をしっかりと満たしたものばかりです。


一方、サービス残業をしまくって、派遣の子たちをつかいまくって、そしてつくりあげた日本企業のつくるパッケージや情報システムはぜんぶがぜんぶとはいいませんが、たいてーは、

 「・・・いらないよ、これ」

 「うわーつかいにくぅー。
  なんでこー独自の操作方法をそれぞれ考えてくるのかなー」

 「フリーでもっといいソフトあったきがするかも」

みたいなものが多かったりします。。(なんとかしてほしひ


ライトウェイト言語は信頼性に欠ける、といっていたえらいひとがいました。

でも、わたし思います。

コンパイルに2時間もかかる言語のほーがほんとに信頼できるのでしょうか?

プログラムにほんとにささいな不具合がみつかった場合に直すのになぜか1週間以上もかかっちゃうよーな言語のほーがほんとに信頼できるのでしょうか?

  ライトウェイト言語なら数時間で直せるのにね (><)


べつにライトウェイト言語がありとあらゆるシーンで優れている、なんてことはぜーんぜんおもっていませんが、すくなくとも一般的なビジネス要件を満たすための情報システムにとっては、まあライトウェイト言語でじゅーぶんだと思うのです。


オープンソースの考え方って、けっきょく、はっきりいってたいしたサポートもフォローもしてくれないマイクロソフトさんやオラクルさんなどなどにおかねを みつぐくらいなら、自社あるいは協力会社さんのエンジニアのひとたちのほーにおかねを投資したほーがいいよ、、、ってことですよね。

たかーいアプリケーションソフトやOSにおかねをつかうのではなく、フリーで無料でそのかわりそれをつかう技術者のひとたちには高い能力と知識が要求される(=そのぶん、とーぜんお給料もいっぱいお支払いすることとなる)のがオープンソースの世界。


ものすごくまっとうな考え方だとおもうのですけど、これも日本の経済界におけるエライ人たちにとってはとってもあわない、または歓迎しているふりをしてジツはあんまり歓迎していないおはなしのよーにみえます。


なかでなにがうごいてるのかさっぱりわからない(というかみせてもらえない)モノより、ぜんぶみせてもらえるモノを信用するのがふつーだとおもうのですケド、どーしてなんでしょーねー(なぞデス


毎日定時に帰っていて、お給料は最低でも日本のエンジニアの1.5倍以上もらっていて、みたいなひとたちがつくっていたり動かしているシステムのほーが、日本のよりも優れているというこの現状。

いまは日本語というとても大きなアドバンテージが守ってくれている気がするのですけど、じょじょに、そしてかくじつに、じわじわとビジネスにおける英語化の波はきています。

  ほんとにかなりきてます。

  英語がつかえるのがあたりまえーってかんじにだんだんなってきてるもの(きゃー


いろいろがんばってるひともいることはいるのです。

でも、まにあうのかとても心配です。


うーみゅ。

いまの団塊世代のひとたち、そして、その下のわたしたち、、このへんくらいまではたぶんなんとか過去の遺産をたべてやっていけそうだけどー。

そのさらに下のひとたちはたぶんとってもきびしそうなのです。


それにしても、汎用機とかその前の世代のひとたちは、どーして、いきなり最初から完全形を求めるのかなー・・・。

それしてるから昨今の障害頻発がおこってるのだとおもうのだけど、なおらないわねぇ(わかってないのカナ?
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