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こころのむくままきのむくままにげーむして遊ぶ日々
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ある日、メールチェックをしていたら、会社名義のほうじゃなくて個人名義のほうに一通の謎メールがはいっていました。

「ん?」と思い、念のためウイルスチェックをしてから、なかをみてみました。

"首都圏コンピュータ技術者協同組合"というところからのメールでした。

「今度名古屋に進出しました。
 優秀なエンジニアの方を募集しております。
 もしお時間がございましたら・・・・」

みたいな内容でした。

そもそもこの会社(なのかな?)がナニモノなのかがよくわかりませんでしたが、文面からするとつまりはヘッドハンティングです。

インターネットでこの会社(?)について調べてみたところ、

「これからの時代はフリーランス」
「組合員の平均年収63万円」
「自由にスキルアップし、自由に生きませんか?」

といったよーな情報があれこれでてきました。

フリーランス。

要するに自営業のことなのですが、ことがエンジニアになるとちょっとお話が違うみたいです。

普通の自営業のひととは、ナニカを売ったりとか、ナニカを営業したりとか、まーそんなかんじで売り上げをあげて、利益を得ようと頑張るわけですね。

ところが、エンジニアの場合には、そうした元手というか準備金のようなものがほとんど必要ありません。

手に職、といいますか、ただ「できる」ことそれだけで商売になるよーなところがエンジニアにはあります。

そのためエンジニア関係の会社で一番お手軽で儲かるのが「人足商売」と俗に呼ばれる派遣的なお仕事なのですが、だれかにそうしてお金をピンハネされちゃうよりも、ぜんぶ自分でもらっちゃいたい、とゆーのがこのひとたちの基本姿勢らしいのです。

ふむふむ。

たしかに、1案件につき、わたし7000万円の案件とか3億の案件とか最近あつかってます。。

そのうちのどのくらいが利益というか報酬になるのかはわかりませんが、わたしの年収を考えてもそうした報酬のかなりの部分はたしかに会社にいっちゃってるのはたしかです。

でもねー。
それって、わたしひとりでとてもこなせるお仕事じゃないし、そもそもわたし個人にきたお仕事でもないのです。

ただ、会社にきたお仕事を、たまたまわたしがリーダー(というほどのものでもないケド)担当してるだけのことでー。

ま、でも、自由契約になれば、収入が増えそうな気はするわね(うにゃ

土曜日。

さっそくこのメールに添付されていた地図の場所に行ってみました。

なかなかおしゃれなビルの一室。

とってもちっちゃいお部屋ですが、なかには高そうなおっきいテレビだのパソコンだのもおいてあって、なかなかです。

もしこれが正社員募集の会社さんだったら、このスペースで社員が仕事できるわけないですから、120%派遣業まちがいなし!!! とゆーことでバックレーしちゃいます。。

でもここはあくまでもフリーランスという名の個人開業エンジニアさんたちがただお仕事をもらうためだけの場所。

これでいいのかもしれません。

説明会が始まりました。

ちょっとかっこいいお兄さんと、みょーに熱血そうなおぢさんと、説明員さんは二名。

 ○仕事依頼元の企業様との契約内容はすべて完全公開します(=ガラス張り)

 ○組合の取り分は契約によって支払われる金額の3~7%です。

 ○これまでの名古屋拠点における登録者への仕事紹介率は100%です。

なるほどー。

なかなかわるくなさそうなお話ではありますが、わたしはとても疑い深かったりします。

まず第一に、その契約そのものが「2枚目」でない保証はあるのかな?

つまり、すでに裏で組合と依頼元が別契約を結んでいて、組合員にはそれを見せずにもっと安い金額の契約書をみせていないという保証はあるの?(するどいつっこみその1w

第二に、その金額の根拠はなあに?
「**にいくらかかります、
 ****にいくらかかります、
 だからこれこれこれだけは組合に入れて頂いて、
 残りは組合員様方の取り分です」
というのならわかるけど、一律で(しかもパーセントで!?)とるのってへんじゃないですか??

たしかに派遣の場合には企業から支払われているお金の50%近くを持っていく場合が多いので、その意味では良心的といえなくもないかもしれませんけど、そのかわり派遣会社の場合にはそれなりに福利厚生があります。

でも組合さんは「組合」だからそういうのは最低限しかないんでしょ?

そして第三に、第一そして第二ともにそうですけど、きちんとした証拠を見せてもらわないと信じられません。
登録者の方の個人情報の問題がありますから、そこは墨塗りで結構ですから、ちゃんと今現在の登録者の方々の稼働状況や過去の 勤務実績、それから報奨の受け取り実績を見せてください。

・・・いずれもきちんとした回答は返ってきませんでした。

帰りますねー?(にっこり

ばかばかしい。

いまの安定してそれなりに年齢的にいえば高水準な方の正社員の地位を捨てて、そんなあやふやなお話にのったりしないよー。

その後、いろいろ調べてみました。

首都圏コンピュータ技術者協同組合の組合員の人たちの平均月収が60万円以上。

これは本当のことらしいです。

というか、そもそも、フリーランスでそこそこちゃんとスキルのあるひとは、最低でも月60~80万円くらいはもらえるらしい?

単純計算すれば、年収720~960万円ということになって、これはなかなかの高収入かなとたしかに思えます。

しかし!!!

これはあくまでも額面上の金額。

まずフリーランスのひとたちが支払わなければならない健康保険の額は、正社員の5~6倍なのだそうです。

これは正社員が入れる健康保険と自営業者の健康保険では、支払額が後者のほうがはるかに高いことと、プラスアルファ正社員の 場合はその半分を会社が支払う義務があるからなのだそーな。

また、正社員の場合は年収の三分の一が無条件に税における控除対象となりますが、自営業者は50万円ちょっとまでしか控除対象 になりませぬ。

さらに正社員にはそのほかにもいろいろな控除が用意されていますが、これらも自営業者には一切認められないのだそーな(はう

それらを総合すると、ぢつは自営業者は、

 「正社員の倍の年収で、正社員と同じくらいの手取り」

なのだそーです(なにぃ!?

つまりー。

年収600万円の正社員と同じ生活をしようと思ったら、年収1200万円・・・つまり月100万円稼ぐフリーランスじゃないとってこと!?

じゃ、じゃあ。
平均で60~80万円しか稼げない大部分のフリーランスのひとたちは、正社員よりも待遇わるいんじゃん。。(なんじゃそりわ

そんなことひとっことも説明員のひとたちいわなかったじゃん!?

それでもって、労災がないから病気やけがになっても生活保障ないし、失業保険もないし、年金は国民年金だからもらえる額が安いし、 おまけに年老いて仕事なくなったら終わるし、退職金もない、、、と!!!!

新手のマルチ商法と変わらないわねー(はうあう

どーかんがえても正社員のほーがイイと思うのだけど、フリーランスになったひとたちってなにかだまされてない??

まあ、時間がけっこーゆーずーきくとか、イヤな上司いたらすぐにげられる、、、のかな?だめなんじゃないかな?(信用なくすし

いったいフリーランスのなにがいいのかさっぱりわからなくなりまちた(笑)

さ、会社いこーっと♪(なにごともなかったかのよーにっ

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