忍者ブログ
こころのむくままきのむくままにげーむして遊ぶ日々
-material by whim+
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
プロフィール
HN:
みここ
年齢:
44
性別:
女性
誕生日:
1980/07/24
職業:
情報コンサルタント
趣味:
(ほんとのほんとに)読書
自己紹介:
MMOを発明したひとは天才だと思う。
バーコード
ブログ内検索
[78] [76] [75] [74] [73] [72] [71] [70] [69] [68] [67]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

漫画も小説も、まずは語感と観感が大事だと思っています。


そのタイトルをみて、そして登場人物のひとたちの紹介を読んでみて、

 「おーこれおもしろそー」

と読者のひとにどれだけファーストインプレッションで思わせることができるか?


作者のひとも編集者のひともそこにもっとも注力するかと思います。


イラストも大事ですが、書店やメディア、あるいはインターネットなどでそれを目にする人数はそう多くはありません。

やはり「言葉」のチカラこそが伝播力としては最強なのではないでしょーかっ。


その点で 『図書館戦争』 シリーズは、文句なしかと思います。


  【語感】

   としょかんせんそう。

   トショカンセンソウ。

   ・・・うん、とっても言いやすいです。

   すらっとくちからでてきて、あたまにのこります。


  【観感】

   図書館戦争。

   "図書" とゆー固くてまじめそうな雰囲気の文字と、"館" とゆーちょっとミステリアスちっくな文字
   と、そして "戦争" とゆー血湧き肉躍りとっても怖そうな文字と、、、この3つの組み合わせです。

   「えぇ!?なんじゃそりわー??」と思わずきになってしまいます。


そうしてこの本を手に取った通りすがりのひとは、イラストに目をうばわれます。
 

tosyokan_01.jpg




 こんなの



徒花スクモさん、とゆーイラストレーターさんの表紙絵だそうなのですが、これ、かなり独創的とゆーか特徴的とゆーか、いままでみたことのないタイプのイラストです。

ちょっと、んー、いあ、かなり、これはおもしろい(かもしれない)。


おもわず手にとって、なかをみてみます。


するとめくった最初のページに、こんな言葉が載っています。


     図書館の自由に関する宣言

      一、図書館は資料収集の自由を有する。

      二、図書館は資料提供の自由を有する。

      三、図書館は利用者の秘密をまもる。

      四、図書館はすべての不当な検閲に反対する。

      図書館の自由が侵される時、我々は団結して、
      あくまで自由を守る。


・・・え、これ、フィクション?

とおもったのですが、あとでしらべてみたところ、しょーしんしょーめいのホンモノでございまちた(わーびっくりー


わたしがよく行く図書館の入り口横のところにしっかりと、これと同じ宣言が額縁いりで高らかに宣言してありました。。


図書館、やるわね。

とくに最後の一文がちょっとかっこいいかも?


図書館の自由が侵される時、我々は団結して、あくまで自由を守る。


こ、これは、かなりかっこいいじょ。

なんとゆーか、イマジネーションがかきたてられるとゆーか、なにかちょっとこーロマンとか大冒険とかがおこりそうな予感がするのデス。


  ちなみに、『図書館戦争』作者の有川浩さん(女性のひとらしひ)も、あとがきで、

   「この宣言をみたときから、このおはなしを書きたいと思っていました」

  みたいなことを書いていました。

  やっぱりー? (-x)σ

  この宣言、ちょーかっこいいものねぇ(きゃっきゃ!!

 

買おうかな、でもこれずいぶん分厚いのよね、どーしよっかなー。

ちょこと登場人物紹介でもみてみましょ。


  【主な登場人物】

   熱血バカ。  笠原郁

   怒れるチビ。 堂上篤

   笑う正論。  小牧幹久

   頑な少年。  手塚光

   情報屋。   柴崎麻子

   喧嘩屋中年。 玄田竜助


・・・・・・だめら、もーだめら。。

わたしのまけです、有川センセー。


このひと、言葉のもつチカラと特性と、よーくわかってるわん (><)


熱血バカ、な子 の名字が "かさはら"、"笠原" で、名前が "いく"、"" 、、、なのねー。


もうあれよ、それぞれの登場人物のなまえがキャラの一言紹介文とこれいじょーないくらいにベストマッチしてるかも!!!

 そいえば、「小説家の仕事の7割は、登場人物を名付けることだ」って名言もあったよねー。

 ナルホド、、、ってかんじ?


この6人が図書館の自由を守るべく、図書特殊部隊(としょとくしゅぶたい)として、良化特務機関(りょうかとくむきかん)とたたかうのねー。


そして、煽り文句はといえば、

 「正義の味方、図書館を駆ける!」

だそーな。


わぁ。

まけたっ!!!

もーまけた!!!!( しゅ、しゅばらしーじょ、この言語センス


これを読みたくならない本読みのひとなんて、いないでしょー(しくしく


ちなみにノイタミナでアニメ化もしたそーなっ!!


DVDも買わなきゃ。

  製作会社さんは プロダクションIG さん だそーだから、だいじょーぶでしょー。
 



PR
忍者ブログ [PR]