一期一会

いつものよーにいつものごとく通勤のためにいつもの駅を歩いていたときのこと。

ふっ、とみおぼえのあるひとをみたような気がしました（ん？


ベンチのななめうしろに立っているジャンパー姿のひと。

平日のこのお時間（朝の８時４０分くらい）にそんなお姿でいるとゆーことは、学生さんかな？、、それとも自営業さんかな？、、、などと思いつつ、そのひとのお顔をじーっとおもわずみてしまいました。


わたしの視線にきがついたらしく、そのひともこっちをみました。


うー・・・？

や、やっぱり、どこかでみたことあるよーなないよーなきがするじょ。。（だれだっけ


ちょことくびをかしげながらまじまじとみつめていたのですが、どーしても思い出せません。


あんまりみてて、もしひとちがいだったりしたら、

　「なにみとるんじゃワレェ！！」

とかなんとかいわれちゃうのもコワイです（がたがた


おもいだすのはあきらめて（いそがないと遅刻だしぃ）、ふたたび歩き出しました。



その日の夜。

お風呂にはいっていたら、ドアを「こんこん」とたたかれました。


あそびにきてたＡちゃんがたっていて、

　「Yさんってひとから電話だよー」

といいまちた（だれ！？


そ、そんなひと、しらないけどにゃー？（あやしーセールスのひとかなｗ

子機をもってきてくれてたのででてみます（はーい


　Yさん：　「・・・もしもし、みここさんですか？」

　みここ：　「はい、そうです」
　　　　　　　「あの失礼ですが、どちらさまでしょうか？　（この声ききおぼえないじょ、やっぱり） 」

　Yさん：　「・・・むかし、予備校でいっしょだったYです。
　　　　　　　おぼえていませんか？」

　みここ：　「！！！！！！！」



お、おもいだしたー！！！！（あーあー

そーいわれてみれば、そっくりだよー！！ （そっくりとゆうかご本人だけど (＾＾；


Yくんとの出会いは某予備校にいた頃。

にがてだった漢詩の授業が終わった後、帰り際にいつもわたしの胸を人差し指の第二関節で"すいーっ"とこすって帰っていく謎の男の子がいたのです。


一回目は、

　「あや、ここ席と席の間隔せまいからにゃ。
　　しょーがないよねー（けらけら）」

みたいに思っていたのですけど、それが二回三回と毎週（というか火曜日と木曜日だったから２～３日おきに毎回。。）続くと、

　「え、ちょっとまって？
　　さすがにそれはありえないでしょー（きがついてないの！？）」（２回目）

　「とゆーかとりあえずあやまれコラー」（３回目）

　「新手のチカンか！？(▼▼メ)」（４回目）

といったかんじになってきまちた －ｘ－。


つぎ、おなじことしたら手をがしっとつかまえて文句いってやらう、、とおもっていたのですが、そう思ったとたんに教室になぜか現れなくなりました（んん？

超能力者のよーだにゃーと思っていたのですけど、ま、まあ、あんまり考えててもしょーがないしぃー、そんなことよりもべんきょーがんばろー！！！、とわすれることにしました（あっさり



つぎに彼と会ったのは、英語のヒアリングの授業でのこと。

ふつー予備校では（けっこー席があまってるので）さいてーでもひとつ空けてばらばらに席に座るものですけど、そのとき、わたしのとなりにすわったひとは、なぜかすぐとなりに座りました（う！？

え、なんで、席いっぱいあいてるじゃーん？？、、、、とおもってそのひとの顔を横目でちらっとみてみると・・・。


きたー！！！！（きゃあああ


おのれ、またしてもあらわれたわね、謎のチカン！！！




こんどはいったいなにをするきじゃ！？

とおもっていると、そのひとは真っ白い紙（いっつ、二つ折り）を参考書のうえにおいて、去っていってしまいました（んんん？


な、なに、脅迫状でしゅか？

それとも電波なお手紙でしゅか？？


すっごい（ヤないみで）どきどきしながら開いてみると、そこには、

　「屋上で踊ってる姿がとても素敵でした。
　　つきあってください。」

みたいな（もう文面わすれちゃたけど、たしかそんなかんじー）ことが書いてありました。


・・・。


ら、らぶれたー？（これはらぶれたー？？

えええ、でも、無言で胸をさわる（とゆーかさするとゆーか・・・）してきて、いきなりすがたけして、そしてとつぜんこくはく！？

しかもこの「踊っている」ってなに？？？

た、たしかに、屋上には気分転換によくいくけど、踊ったことは・・・あ、あるわね。。


そう、ありました（たしかに！！

よくわかんないことにハマるときがひとにはあります。

そのころのわたちは予備校に入ってからできたおともだち数人といっしょによく変な踊りをして遊んでいました。。


　　ジュリアナおどりー！！！、とかいって、参考書をひらひらさせながらくねくねおどってみたりー。

　　うさぎちゃんおどりー！！！、とかいって、ぴょんぴょん手を前にだしたり頭の上にみみのかんじでぱーにしてみたりー。

　　あああ、はたからみてたら（そして、いま思い返してみると）なんちゅーはずかしいことしてたんじゃわたしゃ（Ｔ△Ｔ）


そ、そのおどりが"ステキ"ですか！？（うしょーぜったいうしょー

あれはただのおばかにしかみえなかったとおもうのですよ、ハイ。


そーでしゅか。。

あれをみて好きになってくれるひとがこのよのなかにはいるのでしゅか。。。（世界は広大だわんｗ


なかなかゆかいなひとだなーとおもいまちた。

でも、なんとなく（とゆーかかなり！！）こわすぎる方だったので、

　「おともだちからでおねがいしますっ！！！」

とじょーけんほりゅー的なお返事をさせていただきました（どきどき


Yくん（お名前おしえてもらた）は国立大理系コース所属で、わたちがにがてな数学がとってもとくいな子でした。

ひたすら数学を日々おしえてもらって、そして、大学卒業後、里帰りしたときに１回だけお会いしましたが、とくにロマンス的なことはなにもなく、時はすぎてゆきました（らら、ら～♪


そんなYくんとの再会です。

いまは就職した会社を辞めて、人材紹介会社を立ち上げたのだそーな（ほええ

　　シャチョサンだー！！！（なぜかアジア風


　「ひさしぶりにお酒でも飲みに行きませんか？」
　「おごりますよ？」

と言われたので

　「お友達と一緒でもいいのかなー？（ひゃひゃひゃ）」

なんてさりげなくオニなことをじょーだん半分にいったら、あっさりＯＫとのこと（おぉ


　さすがシャチョサン、ふとっぱらっ！！


ふとっぱらなシャチョさんはこのまえの朝とはうってかわって、すっごい格好いい（とゆーか高そうな）背広を着て、お店で待ってました。


こ、このお店、けっこーお高いけどだいじょぶでしか？（シャチョサンご指定ダケド。。

だいじょうぶ、だいじょうぶ、あっはっは、と笑うシャチョサン。


どーもこりはかなりおかねもちらしー、と、きらりん☆みたいにめを光らせるＢちゃん（こらこらｗ

どちらかといえばイケメンなほう（とわたしはおもふ）なシャチョサンをみて、おなじく目を光らせるＡちゃん（オマイもか！？

あーなんか人選まちがったかもしれなーい、、でも、まあ、いくらむかしなじみでもひさーしぶりだし、お酒のむんだし、３人くらいじゃないとちょと不安だものにゃ、とあきらめることにしまちた（ほ、ほどほどにね？


こーゆー高そうなところではどーしてもお値段がきになってあんまり頼めないし呑めないしたべられません。

一方、そーゆー遠慮はあんまりない（とゆーかぜんぜんナイ）Ｂちゃんはさりげなく、しかしけっこーぱくぱくと注文して、たべて、呑んでおります。

　　い、いあ、Ｂちゃん。

　　シャチョサンはわたしのおともだちとゆーかお知り合いだからね？

　　あなたいっしょにきただけだからね？？（わかってる？


そしてＡちゃんは、主賓（のはず！！）のわたちよりもたのしそーにシャチョサンとあれこれたのしそーにおはなしをしておりました。


んー、よくわかんないけど、ひさしぶりに会うって、こんなかんじなのかな？（ちょとチガウきもするナリ

まあ、でもでも、けっかてきにシャチョサン・・・じゃなかた、Yくんもとってもたのしそーだしぃー、これはこれでいいのかも！！！ヽ(∇⌒ヽ)


たのしい２時間がすぎ、ごちそうさまでした、とばいばいして、Yくんと別れました。


帰りの駅と電車のなかでふらふらしてるＢちゃんをささえながらＡちゃんが言いました。

　「ね、わかってる？」

え、なにがー？？（うぃーひっく

　「あのひと社長さんなんかじゃないよ、ゼッタイ」

うぅ？（どして？？

　「だって、財布とかぼろぼろだったし、
　　現金じゃなくてカードで払ってたし、
　　いろいろお話きいてみたけど、
　　どう考えてもホントに会社経営してるとは思えないよ」

えー？（じゃ、うそってこと！？


うーみゅ、うちの３０倍くらいいっぱいいろいろおはなししてたＡちゃんがいうんだから、まちがいないのかな？（たぶん


　「一生懸命今の自分が成功してることをみここにアピールしよーとしてたよ」


・・・そーでしゅか。

でもわたちカクテル美味しくってお料理おいしくってみんなたのしそーにしてたから、ぜんぜんそーゆーの気がつかなかったかも。。（いつもこーなのだ、、ちょっとおちこみ、、、


　「それでいいんじゃない？
　　そのほうがあのひとも気楽だし満足なんだろうし」


・・・うん。


がんばってねー！！！

本物の社長さんになって、またお誘いしておくれっ！！！！

まってるよー？ (・・、)