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こころのむくままきのむくままにげーむして遊ぶ日々
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みここ
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女性
誕生日:
1980/07/24
職業:
情報コンサルタント
趣味:
(ほんとのほんとに)読書
自己紹介:
MMOを発明したひとは天才だと思う。
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ずっと望んでいた日々が手に入ったと思っています。


仕事も下請けではなく元受けですらなく、自社の仕事だけを自社のためにすればよく。

年収もわるくなく。

サービス残業もなく、36協定も守ってもらえて、退職金もちゃんといっぱいもらえる予定で、企業年金もちゃんとあって。

友だちはみんな気心のしれたひとばかりで、誰も彼も大好きで。

週末には趣味の温泉にグルメに読書にネットサーフィン。

ちょっと刺激がほしいなーと思ったときは、副業の行政書士やミニコミ誌のライターなどをして。


小さい頃から何度か自殺を考えたこともありましたけど、

 「どーせ100年もしないうちにどんなにイヤでも死んじゃうんだから、
  いまここで死んじゃうのはもったいないかなー」


と思いとどまり、また逆に、

 「一度は死んだんだとおもえば、どんなこともそのときはつらいけど、
  また次の日も生き続けるのに困るほどじゃないかも?」


などと思って、じぶんなりに工夫したりがんばってきた成果だと思えば、なかなかわるくない結果なのではないかとも思います。


でも。

そんなやっと手に入れた日々のはずなのに、ただその日をすごしているだけだと、次第にそのことが退屈だと感じる自分がでてきて驚きます。


高校の時、共産党くずれの思想かぶれの社会科の先生と全面対決して、PTAまでまきこんだ大戦争をしたときの苦しさと楽しさ。

大学受験のための勉強を教えるはずのニンゲンが、ただ自分の偏った思想をわたしたちに教師という立場を利用して強制的に植え付けようとすることに腹が立って腹が立って、自分でもそこまでするかと内心想いながらクラスの子たちといっしょに徹底的に戦いました。

最後は事なかれ主義の校長と教頭の肝いりで、その先生はわたしたちのクラスの担当から外れただけでことは終わってしまいましたが、、、、あの日々はなんとココロが震えたことか。。。


大学2年でサークルの後輩の女の子にかたっぱしからわるさをする先輩がいて、その先輩を思いきりぼこぼこにしてやったときのこと。

日頃コンパでも会話にあまり参加せずすみっこでだまって話をきいてるだけだったわたしがジツは元番長のおにいちゃんに「いぢめか!?」と泣くほどにきたえられてた(空手2段デス(T△T))こと知らなくて、関節を逆にきめられながら唖然としていたあの顔は忘れません。


勝った戦いだけではありませんでした。


最初に就職した会社は国からの助成金目当てで、助成金の支給要件を満たすまでは優しくしてくれて、満たした途端になんとか自主的に辞めさせようとありとあらゆる無理難題な案件を新人3ヶ月目の新入社員に押しつけてくれました。

システムなんてさわったこともなくて、ただただ日々自分をせめながら毎晩終電まで、最後は徹夜で目の前の光景が三重くらいにぼやけて、技術書すらまともに読めなくなったときのこと。

あのときの自分の世間知らずさへの自責と後悔と、そして無力感は思い出すだけで斬りたくなります(だれを?


元同級生の子が新興宗教にハマったことを知り、なんとか脱会させて元のその子に戻そうとがんばりましたが、けっきょく最後は東北のほうに連れて行かれてしまって、助けられなかったときのこと。


そして、合計8回に渡って転職をくりかえし、都度転職間際には「ああ・・・・まただったにゃー・・・・・」としみじみと思った、その失望感と絶望感。


どれもそのときには、

 「もうわたしの人生はここまでで終わりなのかもシレナイ」

と思い、泣きたいほどつらくてココロが痛かったはずの出来事です。


それなのに、楽しく幸せなはずの日々のなかで、ふと当時のことをなつかしく思い出す自分がいて驚くのです。


そして、さらにおどろいたことに、わたしはわざわざおそらく危険で、つらい思いや悲しい思いなど、自分のこころを傷つける可能性のある事柄に足を踏み入れたいと思ったり、またときには知らないうちに踏み入れてしまい、あとで思い返してみるとそれは偶然ではなくこころのどこかで望んでのことだったことに気が付いてまた驚くのです。


人もイキモノである以上、生存本能というかそうしたつらいことやくるしいこと、つまりはけっきょくのところ「生存をおびやかすであろう」ことからは逃げるのが本来だと思うのです。

ところが、それがそうした危険をともなうとわかっていながら、ただ安楽な安定した望んで望んでやっと手に入れた生活のなかであっても、ひとはなぜかそれだけでは満足できない。


あえて苦しみや哀しみや恐怖といったマイナスの感情を経験したいと思ってしまう。

また逆に、マイナスの感情だけをココロが感じ続けていると、最後はこわれて消えて亡くなってしまう。


ひとのこころは本当にままならないというか、オロカにできているというか、これではそりゃー戦争は世界からなくならないよねー・・・などとしみじみ思ってしまうようにできています。


まるで振り子のように、ただ快楽だけを味わっても、あるいは不快だけでも、ココロは満足しない。

不快のあとの快楽はよりいっそう深みを増し、快楽のなかでひとはまた不快をなぜか求めてしまう。


普通に考えて、わざわざ自分から不幸になったり、今手に入れているものを壊そうとしたり危うくしようとしたりなんて、そんなことはするはずがない、、、、そんなオロカなことをするメリットはそのひとにとってどこにもないはずなのに。

なのにひとは幸せのなかにいるとなぜか悪意を求めてしまうことがある。


あるいは、誰かから悪意を向けられることが辛い場合には、他に誰かに悪意を向ける場合もある。


自分が辛い環境におかれているとき、そのつらさの代償行為として他の誰かにさらなる悪意を向けることもあれば、なぜかひとは自分が幸せな環境におかれていても、なお人に悪意を向けたりもする。。


ただ、幸いにして、わたしは年をとりました(ーー;)


もっと若い頃ならきっとこの衝動をうまくコントロールできず、またきっとオロカななにかをはじめたりいまあるものをこわしたりしはじめたことでしょうが、もうそうしたことを実際にするほど子供ではなくなったようです。


かわりに、内的世界でその代償行為を行うことで、外的世界では今まで通りの平和で楽しい世界を楽しんでいます。


きっと、表面的には穏やかで幸せそうにみえるひとほど、その内面はどろどろですごいことになってるんだろうなーそうじゃないとバランスがとれないから。。


わたしも最近、やたらと周りの人たちに「まるくなったねー」といわれたり、「さいきんすごいおだやかでやさしいよねー」みたいなことをいわれるようになりました。


あんなに燃えまくっていたネットゲームでの戦闘行為や破壊行為にも全然燃えなくなってしまって、にこにこと日々おだやかに淡々と仕事をこなし、生活をたのしみ、月日の過ぎるのをながめるようになりました。


でもね、ちがうのよ、みんな。

これはあるいみではまえよりももっともっとおそろしーおはなしだとおもうのね?


だってね、もしいまのわたしがかつての高校のころのアノ先生とかかわらなければならないことになったとしても。

後輩の子たちにわるいことしよーとする先輩に出会っても。

もしいまいる会社がきゅーそくに業績が悪化して、どこか別の会社に買収されて、かつてのよーなぢごくがふたたびおとずれたとしても。

だれかがまたしても新興宗教にハマっちゃったりしても。

買収された結果として、またまたまたしても転職することになったとしても。


きっといまのわたしは、いまのまま、冷静に、にこにこと、とくに激することも燃えることもなく、おだやかにただすべきことをこなして、そして自分に損にならないように計算高くうごくことができる確信があるの。


それはある意味では、ほんとーのところでは、とっても不幸なことなのではないだろーか、、、と思うことがあります。


ソレができなかったころに味わったあの数々の苦しみと楽しさの高低差ジェットコースター的な落差大連続の日々。


おいしーごはんをたべて、

 「あら、これおいしーわね(ほほほ)」

みたいに思いわらうことはできても、

 「うわっ!!!!!
  こ、これ、めっちゃめちゃおいしくない!?
  ねえ、ねえ!!!!」


みたいなことはもう思わないし、思えないし、感じもできなくなった今。


かといって、当時にもしタイムマシーンで戻ることができます、みたいなことをある日会社帰りの夜道で黒いタキシードを着てシルクハットをかぶったおじいさんに言われたとしても(元ネタなあにw)、

 「いえ、まにあっています(ほほほほーほほ)」

みたいなことは・・・いわないかな、いわないね、、ただ無視してだまって通りすぎるか、無言で全力疾走でにげるかな、、、ホホホ=w=.


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