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こころのむくままきのむくままにげーむして遊ぶ日々
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1980/07/24
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(ほんとのほんとに)読書
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MMOを発明したひとは天才だと思う。
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その日、わたしはちょっとやさぐれもーどでございました。


ちょっとまえまですごくハマっていた『らいかデイズ』の新刊を読んで、

 「・・・・まーだ、くっついたよーなはなれたよーなゆーじゅーふだんなことしてるのねー

とイライラしました。


きゃー笠原さんかっこいー!!!、図書隊がんばー!!!!、なんて思っていたはずの『図書館戦争』をちょこっとだけ読み返してみて、

 「熱血バカはめんどいにゃー。
  つかれるにゃー。
  ・・・・はぁ(ぱたっ)


などと、さらにイライラしました。


榎木孝明さん、安達祐実ちゃん、がでているドラマをみて、既刊18冊をいっきにそろえちゃった『密命』シリーズの最新刊を読んで、

 「うみゅ、いったい金杉惣三郎さんはなにがしたくていきているのだらう?
  たいせつなことの優先順位まちがえてなーい??
  ・・・なぞだわぁ (▼▼メ)


などなどなどと、さらにさらにさーらーに、イライライライラしました(うぅ

   十二国記』のつづきはまだでしょうか、主上!!(涙)



なんていうのかしら、さいきんの主人公さんたちってば、もうわたしからすると、

 「けっきょく、アナタ、いったいなにがしたいの!?

ってかんじなのよねー。


自分の気持ちに正直になれなかったり、うそつきだったり、するのは「子供なの?」としか思えないし。。


かといって、周りをみずに自分の気持ちだけで暴走しまくってる、そんな熱血バカもおなじく「やっぱり子供??」としか思えないしー。。。


かといって、かといって、あんまりオトナすぎて「もう引退しちゃったほーがいいんじゃーい???」「まだ未熟な若い子たちをもっとちゃんとそだててあげなきゃだめでしょー!!」みたいなのも、それはそれでだめだめだしぃ (ーー;)


ひとむかしまえにはやった、あだるとちるどれん?、えう゛ぁ??、みたいなあんな自分のことすらいいわけばっかりでちゃんとできないで、まわり責めてばっかりの子供どころか幼児れべるの子たちも、どこかいっちゃえー!!!、ってかんじだしぃ(どこか遠くのほーでしあわせになってほしー?



・・・どこかにいないのかしらね、こう、なんていうのかな。

わるいいみでオトナではなく、ちゃんとじぶんのすべきことをただ淡々となして、かつ、まわりもちゃんとみて、そしてなにを自分が求めているのかもちゃんとわかっていて、その目的にむかって歩いていくよーな、そんな主人公さん。



本をよんだりするのって、きっと、いまのじぶんがなにをもとめていたりするのか、そーゆーのを再確認するためなのかな?


ちょっとまえまでかんがえもしなかったよーな、そんな本をよんでみたいと思うようになりました。




世界は不思議で満ちています。


この世には、不思議なことなど何もないのだよ、関口君」 by 京極堂様


不思議と言えばすべてが不思議だし、不思議でなく必然と思えばすべては必然。


そんなことを思いつつ、なんとなくお友達のおさそいもぜんぶことわって、なぜか小さな本屋さんをふらふらしていたわたしが出逢った一冊(二冊?)の本。



翼の帰る処 著:妹尾ゆふ子さん


翼の帰る処 上 翼の帰る処 下 ちょっと幻想的なかんじです。
左:ヤエトさん、右:皇女さま





主人公のヤエトさんは、

 「求めるのはただ隠居です

ときっぱりと言いきる、本格派隠居願望の持ち主。

   だって、趣味も目的もすべては「隠居」のため「のみ」だったり!!!


でも、そんなヤエトさんは、周りのことをとってもよくみていて、とてもオトナで、それでいてコドモです。


これは、いっこくもはやい夢の隠居生活をねがいつつ、でも、オトナでしかもまわりのひとたちのことをとても大切に思うが故に、淡々としかもそれでいて精一杯とゆー難易度が高そーな日々を生きてゆく、、、そんな尚書官さんの物語。

   尚書官さん=歴史書をつくるのがメインのお仕事。
         でもじっさいには書類にかかわることなんでもさせられちゃってる
         何でも屋さん。

         政治も、戦争も、経済も、なんでもござれのプロフェッショナル様!!




ちょこっとだけ似たよーなかんじ(え、そうかな?)の本に、畠中恵さんの『しゃばけ』がありました。

でも、あちらは2巻目以降が、、、どーも、こー、ヘンな方向に枯れていってしまって、さらにテレビドラマがなーんともならなーいーかんじになってしまって、さらには他の作品もだめだめになってしまいまちた(うぅ、さいしょはよかったのに。。しょんぼり (><)




き、きたいしてますよ、妹尾ゆふ子さん!!!


ちなみに第1巻と第2巻は、すっっっごくおもしろかったかも!!!(こーゆーのまってたのデス!!!!


つぎに7月末と8月末に連続刊行される第3巻&第4巻『鏡の中の空 上下』も、いーいかんじだといいなぁー(おねがいしますっ、おねがいしますっ!!



   あ、妹尾ゆふ子さんって、TRPG『ウィッチクエスト』のひとじゃない!?

   ちょーなつかしーw


   そっか、小説家さんになったのねー(応援しちゃうっ!! ヽ(∇⌒ヽ)


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すれいやーず!。

なつかしいひびきでございます(きゅー


たぶん、この作品がなかったら、いまのこのライトノベル隆盛はなかった、、、
というのはこりはもー万人が万人みとめちゃうじじつだと思うのです。


いまとなってはどんな作品を連載しているのかすら知らないドラゴンマガジンで・す・が♪

スレイヤーズの第一作がでたころは、
うちのサークルの子でこれを毎月買わない子はいない!!!、
とゆーくらいのバイブルのよーな雑誌でございました。


当時、サークルないにはアウシタンさんたちやローディストさんたち、
そしてドラゴンマガジン読者の3つの勢力がいりみだれておりました (^^;

最小にして最弱の第三勢力に所属していたわたしは、
日々「スレイヤーズ!」の貸し出しと普及活動につとめておりました。


ちなみにここだけのおはなし、
初期の「スレイヤーズ!」については、
当時のドラゴンマガジン読者さんたちの貢献度はすごいものがありました。


まだ小説原作のアニメはごく少なく、
ほとんどがオリジナルアニメか、
もしくは漫画原作のアニメばかりだった時代。

「スレイヤーズ!」のアニメ化のために第三勢力に所属するメンバーたちは、
それはもう思いつく限りの広報活動と普及活動(とゆーよりも布教活動?)を
がんばりまちた(どうしてそこまで。。


その甲斐あったのかどーかはふめーですが、
ついにアニメ化がされ、
なぜかリナインバースちゃんよりもゼルガディスさんのほうが人気がでて(え!?)、
さらにはアメリアちゃん暗殺運動がはじまり(えええ!?)、
『林原めぐみのハートフルステーション』にはまるメンバーが増えはじめ、、、。


最終的に第三勢力は「スレイヤーズ!」原作長編の第一期完結と同時に自然解散していきました。



そんな「スレイヤーズ!」が帰ってくる、とのこと。


・・・アニメ第三作「スレイヤーズTRY」をみおわったとき、Bちゃんはひとこと、

 「これでスレイヤーズも終わったわね」

とぽつりとひとことつぶやきました(はうっ


うん、たしかにねー(T△T)

わたしもアレはどうかとしょーじきココロからおもったデス。。


さらに、「スレイヤーズ!」原作長編の第二期最終巻をよみおえたとき、Aちゃんはひとこと、

 「んー(と背伸び)。
  第一期で終わっておくべきだったね」


と(未だよんでるとちゅーの)わたしたちをみて、にっこり微笑みまちた(いあ、まだとちゅーだし!!!


う、うん。

たしかに、、ね、、、(よみおわっておなじことおもいまちた。。


わたし的には、はっきりいって、映画版第一作目はほとんど神懸かっていると思います。

  アニメ映画をみて感動してわんわん泣いちゃった作品のひとつですし?
  いまでもたまにみてはエンディングテーマをききながら涙ぽろぽろしてます。。


でも。

それはあくまでもシナリオや演出がすばらしーからです。

はっきりいって白蛇のナーガさんはうるしゃいです(きっぱり


映画版第二作目以降はスレイヤーズというフィルターをとって、
純粋にアニメ映画作品としてみれば、
どれもこれもひどい駄作ぞろいです(さらにきっぱり


・・・と、いじょーをまとめますと、



 [すばらしい作品]

  1、スレイヤーズ原作長編第一期

  2、TVアニメ版スレイヤーズ(無印)

  3、TVアニメ版スレイヤーズNEXT

  4、映画版スレイヤーズ一作目


となり、そのほかの作品はぜーんぶまとめて燃やしちゃえー!!!、、、、
となっておりますっ (`□'(○=('▽'*)


・・・さて、そんなこんなでもうすでにはじまってるらしー「スレイヤーズREVOLUTION」


内容的に原作長編第一期(第5巻「白銀の魔獣」)を元にしてるそーなので、
こりはかなり期待できるかなーと思っております。


って、よくかんがえたら、うちAT-Xはいってるじゃん!!!(わすれてたー

はやくみねう゛ぁ。


アニメもみてみました。

全12話。


・・・だめ、もーほんとにだめ (またかいっw

これはさらにハマった!!!! (  くぅ~いーいしごとしてますね、プロダクションIGさんっ!!

 

あのね、あのね。

本好きなひとたちが毎月あつまる集まりがあってー、そこでいまハマってる本のことや、好きな本のこととか、いっぱい語りあったりオススメしあったりするのだけどー。

けっこーそのあつまりで 『図書館戦争』 の話題がでておりますっ!!(ばんざーい (〃∇〃)


世に名作はたくさんありまして、それらは大きく分けると二種類に分かれます。


ひとつめは、誰が読んでもおなじよーな感想、おなじよーな解釈されそーな作品。

あれですね。

受験のときの国語のテストの問題とかにつかわれたりとか、もんぶしょーおすすめ図書になったりとかとか、するよーなタイプですわね(ほほほ?


そしてもうひとつが、ひとによって、まっっっっったくたのしみかたや解釈がことなってしまうとゆー、そんなふしぎーな作品さんたち。


そうなのです。

『図書館戦争』 について語りあったとき、みんなそれぞれたのしみかたがまったくちがっていたのでした、ハイ。


あるひとは、この作品のあおり文句

公序良俗を乱し人権を侵害する表現を
取り締まる法律として『メディア良化法』が成立・施行された現代。
超法規的検閲に対抗するため、立てよ図書館!
狩られる本を、明日を守れ!
敵は合法国家機関。相手にとって、不足なし。
正義の味方、図書館を駆ける!

図書館、推参。

・・・とゆー、この名文(!?) がこの作品のすべてであーるっ!!!!、と熱くあつーく語っておりました(そ、そうでしゅか。。


またべつのひとは、これは主人公の女の子、笠原さんとナゾの王子様のらぶロマンスとたのしむ作品なのよっ!!!!、とこれまたあつくあつくあつく語っておりました(らぶ?らぶでしゅか!?


でわ、わたしにとっちゃどーかといーますとー。

わたしゃのたのしみかたとしましては、この作品の " 非現実性 (ありえなさ?) " " 現実性 (あ、でも、ひょっとするとありえるっていえばありえるのかも??) " のギャップともーしますかー。

そのぜつみょーなさじかげんといーますかー。

そこがみりょくとゆーかハマりどころなのだったりします (ふふふ (¬¬)


だってねー。

鉄砲撃っちゃうのよ、鉄砲!!

ばんばん撃ちあっちゃうのよ!?


それでもって、ヘリコプターはとぶわ、秘密情報部はうごきだすわ、国家秘密機関がそれにたいこーして暗躍するわ、、、え、これ、どこの戦争小説、スパイ小説ですかっ!?、、、、と思ってたら、その目的は 『本を守ること』 なのデス。


このありえなさはまちがいなく 『ROD (by読子さん)』 に通じるものがあるとゆーか、たぶんえいきょーうけまくりなんだろーなーとひそかに思ってたりするので・す・が。

あれはまだ本が好きでスキですきなあまりにわけのわかんない超常能力つかえるよーになっちゃったペーパーマスター(紙使い)さんたちのものがたり、とゆーことで、まあ、はじめから " ありえなさすぎ!!!、だからぎゃくに ちょーおっけー? " といったあんもくのりょーかいがあります。


ところが、こっちはすごいリアルとゆーか、現実的なのです。


登場人物のひとたち、べつに なーんにも、超常能力 使えないデスです。

敵のひとたち も 同じ~♪


とゆーか、主人公の子たちは地方公共団体のもと成立した 図書防衛隊 (=地方公務員) で、図書館を守るために軍事訓練つんで、国家特務機関 の メディア良化委員会 (=国家公務員) を相手に戦っています (なんてリアルな。。


そして、しかもその戦い方もじつに日本的。


戦闘を行うときは、かならず先にまずメディア良化委員会さんのほうが法務省に対して、

 「*月*日、**時より図書館の開館時間までのあいだに・・・」

みたいな宣言?あるいは連絡??みたいなーことをして、OKもらって、それから図書館に連絡がいって、図書隊はあらかじめいつからいつまで敵が攻めてくるのかわかっている。

そして、一般市民はゼッタイにまきこんではナラナイ(これ鉄則。


だから一般市民のひとたちは 「わー図書隊がんばれー」 みたいなかんじで応援しつつ、一方では読みたい本がなかなか読めず、みたい映画やドラマや報道もなかなかみられず、かなりメディア良化委員会に対しての (内心の) 反感はつよい。


でもでもほんとはかなり反抗心抱いてるけど、そこはやっぱり日本人だから、お上(おかみ) にめんとむかってさからうのはあんまりできない。。。


そこで、唯一、メディア良化委員会に法的にちゃんとした対抗権をもっている図書隊だけが、日本で読みたい本やメディアを守ることができるので、陰に日向に応援がんばってる。


・・・そんなありそーでありえなさそーで、あれ、でもひょっとして、ちょこっとなにかまちがっちゃったら、将来的にそうなっちゃっても不思議はないきもしてきたかもー?


読み進めていくうちにだんだんどんどんそう思わせちゃって、最後はもう、

 「がんばれ、図書特殊部隊!!!」

と読者のひとにも応援させちゃう。


すごいことだと思います。


みたいな楽しみ方がわたしのたのしみかたでーす、とみんなに言ってみたら、

 「えー?」

って、そんなはんのーしか返ってこなかったデス(あ、あら、そんなはんのーなの!?


どしてかしら。。(しょんぼり

ま、まあいーわん。

『図書館戦争』シリーズが好きなことはおなじなんだから、それはそれでおっけーよねっ!!!!

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