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こころのむくままきのむくままにげーむして遊ぶ日々
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みここ
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女性
誕生日:
1980/07/24
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情報コンサルタント
趣味:
(ほんとのほんとに)読書
自己紹介:
MMOを発明したひとは天才だと思う。
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あるひとつのシステムを開発しようとするとき、または、改修しようとするとき、ふつープロジェクトマネージャー(=部長クラス)の下にプロジェクトリーダー(=課長~主任クラス)がつき、さらにその下にサブリーダー(=いまのわたし~♪)がつき、その下に実作業をする外注or下っ端ーズさんたちがくっつきます。

とはいっても、実際の作業のほとんど大半はいちばん下のひとたちがしてくれるので、リーダーのひとたちは「あれしてね」「これしてね」などなど指示したり「これだめー」などとダメダシするだけのことです(あうあう


これがねーけっこーストレスなのです。

下にいて一生懸命作業してる人たちからすると、「リーダーさんたちは楽そうだよなあ」と思っているのは、(昔の自分の経験からしても)よーくわかっちゃったりするのですが、実際に自分がその立場になってみるとそんなことはぜんぜんありませんでした。


だってねー。

作業が遅れたり失敗したりした場合、もちろんその作業を実際にしてた人たちは査定が下がったりするわけだけど、それはある意味では納得 ができるお話なのです。

もちろん、「こんなのできっこないじゃん!!」的な感じのお仕事でそんなお話になったら、、、というか、よくなるのですけど、それはむかむかさんなことだと思いますが、それでもその場合にはそんなお仕事をよこした上司のさらに上の上司に不意打ちで、「これこれこーいう理由で失敗したのです。これって全部わたしの責任なのでしょうか?」みたいな感じで訴えちゃうとゆー最終手段があります(よくしたにゃw


これされるのは上司のひとにとってはいちばんやう゛ぁいことで、これをされると管理能力がないと判断されてひじょーにたいへんなめにあいます。

さいわい、いまのところわたしは部下(っていうほどじゃないんだけど・・・)のひとたちからそーしたことをされたことはありません(ほ


そんなわたしですが、とにかくなにかトラブルがあるごとにこう思います。

 「自分でしてたらこんなミスしない」

 「もっとはやく終わらせられる自信あるのにぃ」

などなどー。


わたしよりも能力のある外注の方はもちろんいらっしゃいます。

でも同時に、明らかに能力がひくすぎるんじゃない!?、とゆー方もいたりするのです(うぅ

しかも、リーダーというポジションは、気を配らなければならない範囲がめちゃめちゃ広いのです。

なんというか頭のキャパシティを超えたところに目標がつねに設定されているのですねー(なぜ!!!

なので知力がその果てしない範囲にどんどん拡散されて、部分部分ではとってもうすいスープみたいになってしまうことも知りました。


むかしリーダーのひとたちがおばかだったり忘れたりしてることがあまりに多いので、

 「ばかなんじゃないの?
  なんでそんなことも忘れたり気がつかなかったりしなくて、リーダーなんてしてるのよ?」

と怒っていたことがよくありました。


リーダーに実際になってみてよくわかります。。

上に上がった以上、その人が無能だったなどということは(まれにあるかもだけど)ほとんどの場合ありません。

少なくともふたつみっつのプロジェクトには参加し、それなりにそれらを成功させるか、失敗させても終息させるだけの経験は積んできた人たちのはずなのです。


でも、狭く深くみていればいい実作業者とちがって、広く浅くみなければならない(またその範囲が広いのら;;)リーダーというのはその一点だけでみてみれば実作業者に追いつくのは並大抵ではありません。


さらに輪をかけてリーダーを追いつめるのが、最近のトレンドです。

どこの情報雑誌をみても、そうした関係のサイトをみても、あるいは求人などをみても、でてくる単語は「UNIX」「オープン系」「JAVA」「SQL」といった感じで、つまりは先進的で今風の技術を持った人が求められ、研修や情報もそうしたものばかりです。

ところが、現実のシステムに携わるモノたちに、まるで妖怪のよーにべったりと足下からはりついてきて離れない悪夢があります。


それは「汎用機」の影。。

いまどきの若手技術者で、JCLだのCOBOLだのといったお話を体系的に習ったことのあるひとなどいませんし、そもそも汎用機に関する情報そのものがなかなか手に入りません。


参考書すら本屋さんにおいてないしねー?

でも、ちょっとでも深くシステムの世界にはいろうとすると、確実に関係してくるのです。汎用機。

いまだに日本の多くの企業では汎用機が現役で動いていて、その知識なしではどーしても困る場面がほぼ必ずでてくるのです。

でてきても情報がはいってこないし、そもそもそんな技術は時代遅れだと思っていますから、きちんと本腰入れて勉強する気にもなかなかなれません。


だって、これからどんどん衰退して数が減って、案件が少なくなっていくことが確実な技術を習得するためにお金と労力を使おーって思います?

ふつー思いません。

とくに技術者は皆ココロのどこかで「手に職」志向とゆーか、「最終的には身につけてるスキルで勝負が決まる」ということをひしひしと日々感じている人種なので、それはかなりイヤすぎなお話なのです。


汎用機は、各機種毎に知識に互換性があまりなくて、たとえば、IBMの汎用機に詳しいからといって、富士通の汎用機に(そのままは)通用しなかったりします。

そして非常にわかりにくくて、ノウハウの蓄積やドキュメントの整備が行われにくい技術なのです。

そもそもそーいう汎用機のわるいところをなんとかしよーという観点から、それなりの年月をかけて生まれてきたのが、今流行のオープン系なのであって、その文化に慣れ親しんできた私たちにとっては、イヤでイヤでしょーがないお話だったりするのです。


うぅ。

はやくなくならないかなぁ、汎用機・・・。

でも、なくすためには、いま汎用機でうごいてるシステムをぜんぶオープン系につくりかえないといけないのよねー(ぱた


あと100年後に生まれてくればよかたなー。

そしたら汎用機が完全にのせかえおわった世界でのシステム開発ができるのにぃ;-;

って、そのころには、日本そのものが中国とかインドとかに追い抜かれて、下請けに落ちぶれてる可能性あるんだけど・・・さ。。

 

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