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みここ
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1980/07/24
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ただ、違法なことは会社側もよくわかっているので、もし社員から「払ってちょ」ときちんと正式に(つまり法的にちゃんと正しいやりかたで)請求 を受けると、すっごいあっさりとちゃんとごまかさずに払ってくれます。 ここでへたにごまかしたりするとペナルティがすごいからです(ここもまたあやしいおはなしがイロイロとあるのです。。。くすくす
これは、お給料にはじめから月30時間分までの残業代をコミでお支払いしていますよーという意味です。 ということは、とーぜん、月当たり30時間以上働けば、その分の残業代は別に払わなければなりません。 これをごまかさないでちゃんと支払う会社もあれば、支払わない会社もありますが、なにはともあれ「ほんとはもらえるのだー」と知っておくことは とっても大切なのです('-'*)
これは、「残業するもしないも自由だよ」「ただし、ちゃんと与えられた仕事はこなしてね」という契約なので、残業したからといって残業代を請求 できません(というか、できるのだけど会社側に逃げ道が山ほどありゅ)。 どう考えても160時間内にできなさそうな仕事を与えておいて、残業したら「それはあなたの責任ねー」というのはかなりひどいお話なので、そーいう契約をもし会社側が出してしたらこれはもうきっぱりと拒否するのがイチバンです。
これは、「月残業10時間未満は0円、10~20時間は2万円、30~40時間は3万円・・・」みたいな感じで、ほんらいであれば時間当たりで もっともらえるはずの残業代を一定額で契約してしまうものです。 これも法的には有効なので、裁量労働制と同じくそーいう契約を持ち出してくる会社には「いやです」というしかないお話です。
この理由はまあこれまたいろいろあやしい裏側があるのですが、それはおいといてーw 世の大半の「サービス残業させちゃうぞ」企業は、「年俸制だから払わないよ」パターンです。 わたしは行政書士なので、このパターンに対する残業代の支払い請求を案件として頂くことがよくあるのですが、おそらくこの世の流れを悪用したあるクライアントの人生設計は見事の一言でした。
*以下、あるクライアントの人生*
こういった企業はとりあえず開発経験さえあれば中途採用したがりますし、そもそも履歴書記載内容の真偽チェックもできません(そんな予算 がそもそもなひ。 なので、ものすごくあっさりとある一定レベル以上の経験者であれば、面接1回で即採用!!!、しちゃいます(うわー そして、「ひひひ。またカモがきた」と思うのかどーかはわかりませ・ん・が、とにかく残業代0円で安い年俸で馬車馬のよーに残業させて働かせるのだそうです(なるる。 その間絶対に忘れてはいけないのが、毎月の(本当の)勤務内容を記録し続けること。 会社側でごまかして提出するように言われる場合も多いそうですが、その場合にはそのバージョンと本当バージョンを両方ちゃんととっておくそうです。
ある日、会社に提出される「退職届」。 退職願は「願い」なので会社からのひきとめにあう可能性があるのですが、退職届は「届け」なので提出時点で会社がなにを言おうともどんな不都合があろうとも提出から最短2週間で辞めることができます。 そして、1年8ヶ月の間、いちども使わなかった有給休暇。 2週間分くらいは楽々たまっています(もっとよね?1ヶ月くらい?? その日を最後にもう出社せず、どこかに旅行に行ったりして長期休暇を満喫するのだそうです。
さらに、退職成立後、ただちに1年8ヶ月間ためた勤務記録をもって、労働基準監督署に行くそうです。 そして時間外労働と休日労働の全賃金を一括で会社に請求してもらいます。
月給制の会社でははじめから残業代を支払うことを想定して基本給を計算しているので、かなり基本給は安めです。 ところが年俸制の会社は残業代を支払わないことを想定している(違法だけど)ので、基本給は意外と高めなのです。 そうすると、年俸制の会社で、会社側からすれば想定外の時間外賃金と休日労働賃金を計算した場合、びっくりするくらいの高額になります。
いまどき一流企業の退職金だって、1年8ヶ月でそんなにもらえません!!! でも完全に請求は正当なので、会社はこのお金を支払い、そしてクライアントさんはそのお金でラーメン屋さんをはじめました。
いろいろちょっとお酒をのみながらその方とはお話をしたのですが・・・か、かんぜんに、計画どーりだったそうです(うわぁああ す、すごいわーん(うえにはうえがいるものじゃ!!! PR |