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こころのむくままきのむくままにげーむして遊ぶ日々
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1980/07/24
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MMOを発明したひとは天才だと思う。
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『日本語であそぼ』という番組をご存じでしょうか。

毎朝8時より、NHK教育チャンネルで放送中の番組です。


宮沢賢治のアメニモマケズを各地の方言でおじーちゃんやおばーちゃんに詠じてもらったりですとか、落語や歌舞伎、狂言や巷談などといった日本の伝統文化(?)を現代風にアレンジして放送したりですとか、なかなか意欲的なコーナーが多くて、毎朝楽しみにみてたりします。


その日本語であそぼで狂言のコーナーを担当しているのが、映画『陰陽師』『陰陽師2』で安倍晴明役を演じた、ホンモノの狂言師、野村萬斎(のむらまんさい)サマでございます!!!!(きゃーっ


のむらまんさいサマ。

彼のスゴさはなんといってもその圧倒的な身体的能力と"間(ま)"の感覚。


身体的能力、といっても、ジャッキーチェンですとかジェット・リー、あるいはセガールみたいにアクションやカンフーみたいなことがばしばしできる、、、という意味ではありません。


まんさいサマは2000年の伝統の果てに生まれ育て上げきたえあげられたホンモノの"狂言師"!!!


たとえば、まんさいサマはまったくまえを向いたままで後ろに向かって走ることができます(これほんとすごい

あるいは、歩くこともできますし、ぴょんぴょんとジャンプすることもできます。

それもじんじょーなスピードじゃありませんΣ( ̄▽ ̄;


たとえば、まんさいサマはさっきまで動いていたのに、次の瞬間にはぴたっとほぼ完全に静止することができます。

これ、簡単そうに思えますが、ジツはものすごーく伝統芸能で修行を積んだヒトじゃないとできない芸当だそうで、ちなみに和泉節子おばさまのむすこさんは、

 「ほら、これが・・・」

みたいなことをいいながら以前バラエティ番組で自慢げにこの鍛錬の様子をみせてくれていましたが、まんさいサマを見慣れている私たちファンからみたら、

 「ぜんぜんとまってないじゃん!!」

と一億総ツッコミがはいりそーな、そんなレベルの静止でございました。


たとえば、まんさいサマはセリフとカラダのうごきをまったく別々にあやつることができます。

ふつーセリフを言っている間はどうしてもカラダのうごきはとまったりにぶくなったりちょっと制御が弱くなったりしますし、逆もまたしかりだったりします。

でも、まんさいサマはぜんぜんそれがありません。

激しいセリフを言っていながらゆったりとうごいたり、しずかーにおはなししながら激しく動いてみたり、息が全然きれないのはもちろんなのですが、みていて、

 「あれ、ひょっとして、セリフだけ別撮りしてる??」

とか思っちゃうほどです(もちろんそんなことはないのですが。。


そして、まんさいサマの最大の能力、それは・・・"間(ま)"のチカラ。

お笑いなどでもほんのすこしのタイミングや、ことばの使い方、などなどによって、本来笑えるはずのお話やネタがぜんぜん笑えなかったり、また逆のこともあったりします。


まんさいサマの場合、なんといっても古典芸能出身(出身というか本職はそっちだけどー)のお方なので、ひとをひきつけたりするための"間(ま)"をこれでもかーってほどによくご存じなのです(こくり


そんなまんさいサマが木曜夜8時の「木曜時代劇」で現在絶賛公演中なのが、『鞍馬天狗』でございます!!!!(きゃーきゃーっ♪


このドラマ、さいきんのドラマによくありがちな、

 「たしかにかっこいいし、人気もあるけど、でも演技力はぜんぜんだよねー」

みたいな俳優さんたちはぜーんぜんつかっていません。


新撰組というスゴイそういった(どういった?)意味では客寄せに使えそうなひとたちが登場する物語であるにもかかわらず、近藤勇は緒形直人さんが演じてますし、土方歳三は杉本哲太さんが演じていますし、桂小五郎は石原良純さんが演じていますし、しかも、沖田総司は居ません(えっ!?

かといって、幕末ファンをひきつけるであろうキャスティング、たとえば坂本龍馬ですとか、西郷隆盛ですとか、奇兵隊のひと(お名前わすれちゃった・・・)ですとか、もでてきません。。


すごい硬派というか、ぜーんぜん商業的な要素を考えていないとゆーか、これでほんとにだいじょーぶなのかしらん、、、などと、まんさいサマファン(=まんさいサマがもっとみたい!!)のわたしなどはすっごい心配になってしまうのですが、視聴率的には10%をこえていて、これは時代劇としては大成功の部類にはいるのだそうです(おー!!

まして、木曜8時枠というのは、他局もひじょーにラインナップを充実させている時間枠だそうで、この枠にとびこみで時代劇で入って10%越えとゆーのはぜんぜんおっけーなのだそうです(おおー


そんなオススメの『鞍馬天狗』。

全8回放送予定なのだそーですが、一時、なぜか「打ち切りか!?」みたいなうわさがネットの世界を駆け抜けました(ひぃ


さいわい、それはデマだったのですが、、、、おねがいだから、このままデマでいてくだしゃい(><)


ラストはやっぱり鞍馬天狗サマは覆面をとって正体をみせて、どこかに去って行っちゃうのかなー。

それとも五稜郭の戦いあたりにひょいっと顔をだして、

 「鞍馬天狗見参!!!」

って、いつもの名ゼリフを言って、エンドロールになるのかな(かなー??
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4年間ずっとひたすら警察官になるためのべんきょーしかしてなかったせいで、大学をそつぎょーしたときに(本当は)入りたかったレベルの企業に就職できなかたことは以前に書きました。

そんなわたしがやっと苦労して入った今の会社。


なのに、どーがんばっても、10年、20年、そして30年後のじぶんがこの会社でがんばっている姿が想像できません。。(><)


本当に実感がないのです。

もちろんこの世に完璧なモノなどとゆーものはなく、今の会社にも細かい不満はあれこれある(もっと独立性がほしいーとか、どーも上司のひとといまひとつそりがあわないーとかとか、通勤時間もちょっと短かったらなーーとか、残業時間ゼロにしたいなーでもお給料はいまのままがいいなーとか、それはもういっぱい)のですが、それにしたって、客観的に評価してみれば、なかなかわるくない会社にいまわたしは在籍できている、、、と思うのにー、です。

もしいまの生活がじつはすべて夢で、ぱっと目がさめてみたら、そこにはむかしの会社に出社するために起きなきゃいけないわたしがいた、、などということになったら、きっとほんとに泣いちゃうだろうなー、、、と思うのにー、です。


AちゃんやBちゃんにこのおはなしをしても、「ゼイタクモノメ」とおせっきょーされることが(これまでの経験で)もうよくわかっているので、ご相談もできません。

おにーちゃんにするのはなんとなくくやしーですし、おかーさんやおとーさんにいえば「だからはやく結婚しなさい」みたいなこといわれるのはめにみえています。


・・・とゆーわけで、唯一こういったことをご相談できるお方、兄嫁の義姉さま(ねーさま)にこのことについて、小一時間ほどぐちってみまちた(ぐちぶち


ずーっと、だまってわたしのぐちをきいていたねーさまは、わたしが言いたいことをぜんぶ聞き終わったあと、ぼそぼそと自分の考えを言ってくれました。


けっこー長いお話だったのですけど、それは要約すると下記のよーなことに集約されるおはなしでした。


 「なにかしたい、とか、なにかがほしい、とか思ってるうちは、毎日がつらいよ?」

 「なにもかも全部手に入れることはできないんだから、本当にどうしてもほしいものと、失っても自分にとって惜しくないものと、それをよく考えて、決めないとだめ」

 「もしその考えた結果として、本当にどうしてもほしいものを得るために、いまもっているものを失ってもいいと思えるのであれば、後悔しないと言えるのであれば、そうしたほうがいい」

 「でもそうでないのならば、失ったら後悔するかもしれない、たとえべつのほしかったものが手に入っても、それを失ったら後悔する、と思うのであれば、今つかんでいるものを捨ててはだめ」

 「いちど捨てたらもう二度と決して同じものは手に入らないからね」

 「それだけは忘れないで」

 「その上でなおほしいものがあって、それを得るために失ってもいいのであれば、そのときは決して後ろを振り返らずに覚悟を決めて、飛び降りなさい」


じ、じさつ?

じさつのおはなしでしゅか、ねーさま、、(とびおりって。。
電車通勤しているとその日の気分によって、「すごく席に座りたい」と思う日と、逆に全然そうは思わない日があります。


思わない日には、

 「うーあしがいたい、、、でも、これってけっこー健康によさそーだし、ダイエットになりそーだし、あしほそくなりそーだし、あしくびきゅっとなりそーーだし、これはこれでいいかも?」

みたいなかんじでがんばって立ちます。


もんだいは座りたい日。


そーゆーときには、さらに2つの気分の種類があったりします。

ひとつめは、ものすごく戦闘的で、きょーぼーで、なにがあろうともぜーったいにすわってやる!!!!、みたいなことを考える日。

ふたつめは、逆になんとなくとっても慈悲深いというか平和主義的な気分で、まあ、座れたらうれしいけど、、、もし座れなかったら、それはそれでしょーがないよねーみたいな日。


前者のときには、優先席であろうとも、目の前にけほけほせき込んでるおじーちゃんがいよーとも、おばーちゃんがうったえるよーなうるうるしたおめめでちらっちらっとこっちをみていよーとも、なにがなんでも座ってしまいます。


そして、後者のときには、、、ときには、、、前者のときには同士だったはずのひとたちを、つめたーい目でじーっと思わずみつめてしまいます。。=w=.


 「え!?、ちょっと、それでもあなたたちニンゲンなの!!!!」

 「おまいらのちはなにいろじゃっー!!!(みたいなかんじぃ?」


これからの時代は、きっと、前者的なココロじゃないと生き抜いていけないのよねー、と思いつつ、けものたちのオーラを「るーるるー」とびみょーなきぶんでながめる、そんな朝なのでした。
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